年齢退行療法

人は生まれる前のお母さんのお腹にいるうちから、数かぞえ切れない体験や学習をします。その間に、たくさんの喜びや、怒り、悲しみ、楽しみ、あるいは心地よさ、苦痛といった感情や感覚を経験して成長していきます。
そして、子供の頃からのそうした経験が、その後の生き方や考え方に大きく影響を与えることは誰もが知っていることです。
特に、子供の頃の経験は無意識のうちに深く心の中に刻み込まれます。もちろん、幸せな経験ばかりではありません。ご本人は忘れてしまっているかもしれないけれども、過去のつらい経験や抑圧された感情が、大人になってからも無意識のうちに、理性では抑えきれないような悪影響を及ぼし続けている場合があります。

 

何となく将来が不安、何をやってもうまくいかない、人とのコミュニケーションがうまくできない、何かをしようとすると恐怖心を感じてしまう。突然襲ってくる動悸や息切れ、胃腸障害、不眠などの体調不良を感じるといった問題が、過去のトラウマ的な体験に端を発し、様々な影響を及ぼすことがあります。

 

大人になってからも、つらい体験や感情を味わってしまうと、なかなかそこから立ち直ることができなかったり、たびたびフラッシュバックのように思い出され、心身の不調の原因になったりします。

 

年齢退行療法は、催眠を用いて過去にさかのぼり、今の自分に影響している原因を突き止めます。そこで、どんな体験をし、どんな感覚、感情を味わったのか、追体験をして理解を深め、様々な方法を用いて、そのつらい体験をした幼少期の子供の自分を癒したり、トラウマとなった体験をプラスのイメージで置き換えたりして、現在起こっている問題点を解決したり、心身の不調を緩和していきます。

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